スジとツボの治療である経絡治療ですが、日常的に使う言葉にもなっていて、なかなか深い意味があり、考えさせられます。いずれ講演等のネタにもする予定ですが、今日はいくつかみなさんにご紹介したいと思います。
ツボにハマる:大事なポイントをおさえている・狙った通りの結果になる ・刺激が人の感情を強く刺激する
これはそのまんまですね 場所や角度などが正しく、ツボをおさえると「そこを押して欲しい」という感情を満たし、狙った通りの施術効果が出るわけです
スジ違い:道理に外れていること 見当違い
経絡はその時点で、1番循環が落ちていて、冷えて、縮んでいるスジをツボでおさえないと効果がありません。見立ての技術が無ければ、そんなスジを選べず「スジ違い」な治療になってしまうのです
一筋縄ではいかない:普通のやりかたでは処理できない
スジは通常は日常生活ラインである肺・大腸のスジの調整で事足ります。しかし難しい症状の場合、一つのスジの調整だけでは駄目で、複数のスジの調整が必要になります。そう「一筋縄ではいかない」のです
腰が抜ける:腰に力を入れられず立つ事が出来ない、驚いて足腰がたたない、気力がなくなる
スジの循環が落ちると、表面の皮膚の弾力が抜けます。お腹、腰の箇所なら腹圧ですね
そしてスジの循環は感情とも密接につながっていて、驚きや恐怖は腎を損なうとされていて、腰の腎のハリが抜け、力を入れられず「腰が抜ける」のです
腑に落ちる:納得出来る 合点がいく
経絡はスジをツボで調整して、その調整具合をお腹の箇所で調べます。つまりうまくいった施術は「腑に落ちる」のです
今日は日常的に使う言葉にみられるツボ用語について御紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ツボがいかに、日本人の感性と密接だったという事を感じていただけたのではないでしょうか
ツボのちょっと為になる知識を紹介する瓦版を、定期的に作ろうと思います。
院前のケースに入れておきますので、是非ともご覧になって下さい

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